国民にとって選挙は、国会議員などを決める大変重要なものです。
誰に投票しようか、どの政党に一票を入れればいいのか、たった一票にも世の中を大きく変える可能性があります。
ところで選挙といえば、誰に入れたのか?が必ず話題になると思いますが、これを韓国語ではどう表現するでしょうか?
이번 선거 누구를 찍었어요?
今回の選挙、誰にいれた?
今回の選挙、誰にいれた?
난 대선 때 김상우를 찍을 거야.
俺は大統領選の時はキム・サンウに入れるよ
俺は大統領選の時はキム・サンウに入れるよ
투표하다(投票する)の他によく使うのが찍다です。
찍다は日本語の「誰に入れる」のような感覚で使う表現です。
それにしても、どうして찍다なのでしょうか?
それは韓国の「投票システム」に由来します。
韓国の選挙では、投票の際に候補者の名前を書くわけではありません 😯
投票用紙には「候補者の名前が書かれた表」があり、その中から投票したい候補者のところにハンコを押します。
こんな感じで投票をすることになります。
ハンコを押すから「誰に押した?」のような言い方をするわけです。
まさに日韓の選挙の違いが実感できる表現だと思います。
ちなみにアメリカは「マークシート」で投票するようです。