韓国語には日本語と発音が似ている言葉があって覚えやすいという話を、一度は聞いたことがあると思います。
例えば「鞄」を가방と言ったり、こういう言葉は覚えやすいですね 🙂
しかし何でも同じだと思ったら大間違いで、これを意識せずに使うと、相手に意味が通じなくなることもあります。
初級の学習者が間違えやすいのが「靴」。
日本で靴と言えば「外出時に使用する履物」を指し、靴は韓国語でも구두なので、発音が似ています。
ところが、구두は革靴・パンプス・ハイヒールなどを指す言葉で、一般的な靴としての意味はありません。
韓国語で靴と言いたい時は、신발を使います。

신발は、足(발)に履く(산다)ものなので、靴というよりは「履物」に近いニュアンスです。
また、신발は「신」と短く表現することもあります。
여기서 신을 벗고 들어오세요.
ここで靴を脱いでお入りください
ここで靴を脱いでお入りください
그냥 신을 신고 들어가세요.
靴のままお入りください
靴のままお入りください
ちなみに靴の韓国語には、운동화(運動靴)や스니커(スニーカー)などもあります。
靴の種類に応じて、語彙を使い分けてみましょう。