チラシと言うと、どんなものを想像するでしょうか?
スーパーで今日は何が安いか、お得な商品は何かといった情報が書かれた、大きめの広告紙を連想するのではないかと思います 🙂
もしくはA4くらいの紙にデザインされた、簡易的な資料をイメージするかもしれません。
そうしたチラシ、韓国では전단지(伝単紙)と言います。
あるいは、そもそも広告として作られているので、광고지と言ったりもします。
紙の新聞を読む人は減ってきているものの、チラシや広告は普段から目にする機会が多いでしょう。
韓国のスーパーのチラシやA4サイズの広告も、日本で大きく変わるというわけではありません。

A4サイズですが、こういうのも전단지になります。
ちなみに、韓国にも지라시という言葉はあります。
찌라시と発音する人もいますが、この場合は「根拠のない噂話やガセネタ」を指します。
特にインターネット上に広がる噂話はすさまじいものがあり、韓国でも社会問題になっています 🙁
ところで、チラシや広告の韓国語である전단(伝単)とは、もとは意図的に流す嘘の情報のこと。
平たく言えば、政府や企業などが流すでたらめな宣伝やプロパガンダ、いわゆる「デマ」です。
戦時中は「ビラ」として、様々な情報やデマが飛び交いました。
こうしたことを考えれば、「ビラ→チラシ」として、ガセネタを지라시と言うのもまんざらではないですね 🙄
ちなみに根拠のない噂話を、ニュースなどでは루머(rumor)と表現することもあります。