シャドーボクシングという言葉をご存知でしょうか?
シャドーボクシングとは、ボクサーが行うトレーニングの一つです。
目の前に対戦相手がいるとイメージし、その相手のパンチをかわしたり、スキを見て攻撃するといったことを一人で行う練習です。
おそらく言葉くらいは聞いたことがあるかと思います。
そしてこの練習、相手をより鮮明にイメージできるかがポイントです。
とは言っても、なにもボクシングをやれというわけではありません。
ただこの「相手をイメージする」というのは、語学においてとても重要です。
語学も格闘技も、相手がいて初めて成り立つからです。
例えば一人で音読をする時、ちゃんと相手をイメージしていますか?
飲食店でおばちゃんに注文をする
通りすがりの学生に道をたずねる
買い物しアルバイトの店員にお金を払う
こんな感じでどんな人と話すのかが想像できると、音読にも気持ちが入るし、学習効果も上がります。
またイメージする相手は「20代のカフェの店員」のように、より具体的な方がいいですね。
もし今までただ音読をしていたのであれば、今日からは相手をイメージしながら声を出してみましょう。