韓国の大学受験といえば、ものすごく厳しい競争というイメージでしょうか。
日本でもたびたび話題になることがあるので、なんとなく知っているという人もいるでしょう 🙂
試験の日になると会社員は通勤時間を遅らせたり、あちこちでパトカーや白バイが待機していて、学生を受験会場まで送ったりするというのは有名な話ですね!
ところで、大学に入っても途中で休学して海外留学する学生は多く、さらに男性は兵役もあります。
卒業する年齢もバラバラで、そのためか浪人して大学に入るというのは珍しくありません 🙂
そんな浪人して大学を受験することを韓国では、재수(再修)と言います。
日本のセンター試験に相当する試験は、대학수학능력시험(大学修学能力試験)と呼ばれますが、これを再び受けるからですね。
そのため、浪人している学生は재수생と呼ばれ、재수중といえば「浪人中」ということになります。
そんな韓国の浪人生の割合は年々増加傾向にあり、ソウル大では2018年の新入生のうちおよそ4割を占めています。
浪人してでも、より良い大学に入ろうということなんですね。
ちなみに「1回浪人したら재수、2回浪人したら삼수、3回浪人したら사수」のように、受験した回数によって表現を使い分けることもあります。